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EventHubs Capcom Cup 2017直前インタビューシリーズ:Verloren

翻訳元:EventHubs、2017年11/17公開

Verloren、普通の男からトッププロへの道程、そしてPoongKoとときどの助けを語る。
- EventHubs独占インタビュー


(引用元:EventHubs


※このインタビューはSL(訳註:XSplitのことか)のBurnoutFighterの助けのもと、英語を韓国語に、韓国語を英語に翻訳して行われた。


 Capcom Cup 2017が徐々に近づいてきている、そして出場するプレイヤー達はその大舞台で自分たちの力を発揮する準備ができている。

 このイベントをアツいものにするため、Capcom Cup出場権を得たプレイヤー達に接触し、できるだけ多くのインタビューをお届けしたいと思う。
 今回はG Fuel所属のVerloren、彼はこのインタビューの中でストVでのキャミィの位置付けや、2017年になり増えた海外渡航、韓国の格闘ゲームシーンなどについて語ってくれた。




MajinTenshinhan:ストVより前に本気でやってた格ゲーはある?

Verloren:18才の時にKOFシリーズをすごく本気でやってました。でもその後、 ちょうどパソコンゲームがすごく流行り出した頃だったので、自然と当時人気のあったパソコンゲームをやるようになりましたね。
 でも上のレベルで競うようになったゲームはストVが初めてです。

MajinTenshinhan:キャミィはシーズン2で弱体化されると思われていたキャラの1つだけど、そんなに多くマイナスの変更点はなかったようだよね。現状ではキャミィはどれぐらい強いと感じてる?

Verloren:現在のバージョンのキャミィは、一番悪い組み合わせでも五分です。
 通常技のリーチはすごく長いし発生も比較的早い。全キャラで最高の対空技があり、とても効率的な接近手段もある。相手が押し付けてくるであろうほとんどの状況に対応する選択肢も持ってる。
 指摘しておかなきゃいけない弱点は、より高い勝率の為に、まずは「近付く」というリスクを冒さなきゃいけなということ。だからもし対戦相手のプレイスタイルが行動パターンとかを読むことに頼ったものだったら、こちらの行動パターンを読まれないようにしなければならず、とても厳しい試合になります。

MajinTenshinhan:ストIVの時はPoongKoとGRAPHT所属のInfiltrationを除けば他に韓国の選手はあまり見なかったけど、ストVになって君とか、Save、SPIRITZERO所属のNLが出てきた。今現在の韓国のストVシーンはどう?

Verloren:ストIVの時はプレイヤーとして活動してなかったので、何と答えてよいかわかりません。それに、韓国の格闘ゲームコミュニティを代表する立場にはないですし。
 でも、あなたが言ったように、世界の大会に精力的に参加してる韓国人プレイヤーがたくさんいますし、結果もかなり良い、だからたくさんのプレイヤー仲間やファンが好きなプレイヤーを配信で応援してますよ。
 韓国の格ゲーコミュニティは、世界の他の盛り上がっているコミュニティに比べると比較的小さいですが、仲間の絆は強いので、一緒にうまくなっていくことに集中でき、いつも新しい攻略を思いついてはみんなで共有しています。だから僕たちはもっと強くなると確信してますよ。

MajinTenshinhan:去年はいくつかの大会でしか君の姿を目にすることはなかったけど、今年は実際どこにでも現れたって感じだよね。何が変わって今年こんなに多くの大会に参加できるようになったの?

Verloren:去年のこの時期でさえ、僕は将来何になるべきか探しているただの普通の人でした。でもそんな時に、"Street Fighter Crash" という大会に出て、たくさんの古参プレイヤーも含め本当に多くのプレイヤーと会い、ストリートファイターへの情熱に火が付いたんです。
 ストVに時間を費やすほど、大会で活躍するプレイヤーになりたいという気持ちが大きくなっていきました。そして、大会でプレイすることで、欲を出してトッププレイヤーを上回ってやろうと頑張っている時でさえ、もっと多くの技術を磨くことができています。
 ラッキーなことに、PoongKoが金銭的に援助してくれ、中国のCPTプレミア大会(訳註:2016年7/7〜10に行われたG-Leagueのことかと思われる。Verlorenは13位タイ)でチャンスを与えてくれたんです。初めて参加したCapcom Pro Tourの大会でした。
 それで自分のゲームキャリアの視野が広がり、EvoとCanada Cupに参加することもできました。でもプロプレイヤーの壁は信じられないぐらい高く、プロゲーマーになる為に自分の時間を費やす価値があるのかどうか考え直さなければなりませんでした。
 それからすぐ後、South East Asia Major 2016のストVアマチュアトーナメントで優勝し(訳註:CPTトーナメントと別でアマチュアトーナメントが開催され、XYZZYやGllty等を含めた16名で争われた)、自信を取り戻しました。また、Echo Fox所属のときどさんとたくさんプレイする機会があり、Capcom Pro Tourに真剣に取り組む上でのアドバイスを沢山もらい、プレイし続けるよう勇気付けられました。
 ときどさんには心から感謝しています、彼がいなければ今の僕はありませんでしたからね。

MajinTenshinhan:来年頭に出る新しいバージョン、ストリートファイターVアーケードエディションにはどんな変更を期待してる?

Verloren:僕は今のストVにそんなに不満はありませんよ。でもいくつか僕にはおかしいと思えるものもあります。
 例えばラシードの屈強パンチ、他のキャラと比べて飛び抜けてますよ。それにバーディーのブルホーンやいぶきの風斬りといった対空必殺技が被クラッシュカウンターじゃないもの、それも他の昇龍系の技のように被クラッシュカウンターになるべきです。
 あと画面端での柔道もあるべきじゃない。繰り返しになりますが、ラシードの屈強パンチは他と同じような性能にされるべきだと声を大にして言いたいです。

MajinTenshinhan:Capcom Cup 2017での勝算についてはどう感じてる?

Verloren:今は、世界の才能あふれるプレイヤーと比べてどのぐらい強いのかはっきりわかりません。優勝の可能性は20%ぐらいかもしれません、でも数字はただの数字、僕の目標はCapcom Cup優勝だけです。




 Verlorenにはインタビューを受けて頂き感謝するとともに、彼のCapcom Cup 2017での健闘を祈っている。

 また、このインタビューの実現のために助けてくれたBurnoutFighterにも感謝している。
 引き続き他のプレイヤーのインタビューも公開していくので楽しみにして欲しい。



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