Header Ads

はじめてのCPT観戦ガイド番外編 〜 EVO 2018直前SPECIAL

EVO 2018直前SPECIAL
CPT ストVシーズン3上半期レビュー


(引用元:EVO Twitter



 いよいよ格闘ゲームの祭典・Evoです。
 Capcom Pro Tourを新しい人たちに見てもらう為に、今年はじめにもはじめてのCPT観戦ガイドを書きました。
 ここではシーズンの折り返し地点であり、最も重要な大会であるEVOを見てもらう為に、上記はじめての観戦ガイド執筆時点以降の流れを簡単に振り返って紹介したいと思います(はじめての観戦ガイド未読であれば先に一読下さい)。
 Evoで稼げるCPTポイントは他の大会と比べ特別多く、ここまでCPTポイントを稼ぐことが出来てなくても十分に一発逆転の可能性があります。
 そして何よりも、世界最大の格闘ゲーム大会であるEVOが生み出すドラマの数々も楽しみでなりません。



復活

 S3最初の大会はアメリカで行われたFinal Round。プレミア大会ということもあり、世界中から強豪が集まり、S3の行方を占う大会として注目を集めました。
 優勝したのはEvo Japan覇者、Infiltration(インフィル)でした。
 はじめての観戦ガイドで書いた通り、S1前半圧倒的な強さを誇り、その年のEVOも優勝したインフィルですが、S1後半から失速しS2も思うような結果を出せませんでした。
 そこへきてS3開幕前のEVO Japanを優勝し、さらに最初のプレミアも優勝したわけですから、"復活" を印象付ける活躍でした(参考:EVO Japan優勝後のインタビュー動画)。



雪辱を期す王者

 そしてFinal Roundに続く2大会を連続で制したのはEVO 2017覇者・ときど。しかも、アメリカで行われたELeagueという大会も優勝し、賞金15万ドル(約1600万円)を獲得しています(CPTとは全く関係ない大会です)。
 獣道弐でウメハラに対し惨敗したときどは、「またふさわしいだけの結果を出してもう1度ウメさんに挑戦したい」と言っています。
 インフィルとときどは、2人とも安定して良い結果を残し続け、すでにCC出場をほぼ確定させています。



リーサルの藤村

 しかし実は、現在のCPTグローバルポイントランキングのトップにある名前は、インフィルでもときどでもありません。藤村です。
 S3の藤村は女子高生忍者・いぶきを操り、その "リーサル" 力で圧倒しています。
 リーサルとは、体力が少なくなった時(状況によるが大体残り2〜4割)に「これを当てれば倒しきれる」という技(連続技)のことを言います。藤村はVトリガー(手裏剣)を使ったリーサルのバリエーションが凄まじく、「世界中で藤村しかリーサルが視えていない」「藤村がVトリガーを発動したら相手は死ぬ」と言われることもある程です。
 ここまでで唯一プレミアを2回優勝しており、現世界最強との呼び声も高いプレイヤーです。



レジェンド

 Evo前の最後のプレミアで、その藤村を2度倒して優勝したのがウメハラです。
 内容も安定しており、"レジェンド" の存在感を改めて示しました。



 以上の4人が絶対に注目して欲しいプレイヤーですが、他にも注目選手を何人か紹介しておきます。

 まずは、息もつかせぬ強烈な攻めが特徴の韓国のキャミィ使い・NL。CPT初優勝に続きプレミア優勝も果たすなど、今シーズンブレイクしたプレイヤーです。
 熟練度では間違いなく世界一のメナト使いであり日本が誇るテクニシャン・sako。メナトは、特にそのVトリガー1 "ジェフティの知恵" のポテンシャルを引き出すのに難しい操作が要求されるのですが、sakoはこの点において凄まじい練度を見せています。
 ふ〜どが「内容は怪しいのに勝てるのがやばすぎる」とまで言ったアメリカのレジェンド・Justin Wong(ジャスティン)。使うキャラはsakoと同じくメナトなのですが、ジャスティンはsakoのような難しいことはせず、ただただリーチの長い通常技で戦います。前述のふ〜どの発言は、それで勝てるほどのプレイヤー性能があるというところから来ているのだと思います。
 そして、CEOで藤村のいぶきに対して驚異的なうまさを見せつけた中国のXiaoHai(シャオハイ)。NLと同じくキャミィを操るシャオハイは、そのとんでもないプレイヤー性能で唯一無二のプレイを見せますが、波があるのが玉に瑕です。

 ストV以外にもたくさんのゲームのトーナメントが行われますので、色々楽しんでもらえると嬉しいです。







No comments