翻訳元:Capcom Fighters
、2017年7/17公開
— つらい負けからこそ学ぶことができる。
Matt Edwards:さあ、EVO 2017チャンプときどに来てもらいました。
おめでとうございます。
ときど:ありがとうございます。
Matt Edwards:ついにストリートファイターでEVOの優勝を勝ち取ってどんな気持ちですか?
ときど:そうですね...すごく嬉しいです(笑)。
Matt Edwards:家族がここでサポートしてくれて助けになった?
ときど:実は姉夫婦がここに住んでるんです。だから毎年会っていて、時にはたくさんの水とか必要なものを送ってくれて、凄い助けてくれています。応援もしてくれますよ。
Matt Edwards:Punkの家族も来ていて、二人とも家族が助けてくれていたっていうのは素晴らしいことですね。
Punkはあなたをルーザーズに落として、しかも決勝まで1本も落としていない。彼に勝つために何を変えましたか?
ときど:うーん...僕たちは野試合をたくさんやっていたので、お互いの戦い方はすでにわかってました。ウィナーズでの試合では、Punkは早めに終わらせようとどんどん攻めてきてたので、決勝ではラインを下げずPunkをコントロールしようとして、それがとても上手くいきました。
Matt Edwards:グランドファイナルでのあなたの豪鬼は神がかって見えました。ストVで真・豪鬼を使う方法を見つけたんでしょうか? 秘密ですか?
ときど:違います(笑)。豪鬼は最強キャラだから真・豪鬼は必要ありません。豪鬼は難しいけれど...とても強いキャラです。
Matt Edwards:もし真・豪鬼を使っていたらウィナーズのまま優勝してた?
ときど:はい(笑)。
Matt Edwards:決勝でリセットした時、勝ちを確信した?
ときど:リセットした時、Punkは精神的に弱ってて、「どうしたらいいんだ、いつも勝ってただろ」っていう感じだと思いました。ただ、これは僕の悪い癖なのですが、僕は楽観的で、「いける!」って思ってしまうと簡単に負けてしまうんです。だから、ただ良いプレイを続けようとしてます。それが良いメンタルというものです。
Matt Edwards:うまくいったのは間違いないですよね。
途中、挑発コンボでKOしてましたがやった理由は?
ときど:実際僕はいつもアレをやろうとしていますよ。その前にも...板ザンかチャンプ戦かな?やろうとしたんです。ゲージを溜めれて、しかも超かっこいいから。ただ、6つのボタンを同時押しするのは凄い難しくて、Punkの前のTop 8の時には投げに化けちゃいました。Punk戦で2回目のチャンスが来て、成功しました。
Matt Edwards:普通のコンボで倒すこともできたと思うんですが、挑発で心を折ろうとした?
ときど:いや...結果的にはそうなったかもしれませんし、違うかもしれませんが...どうでしょうね。
Matt Edwards:Punk自身相手を煽ることでも知られてますよね。Punkに煽られたことのある日本人プレイヤーの代わりにやり返してスカッとした?
ときど:実際、んー...ただ観客に見せたかっただけでPunkに対してやったという訳じゃないです。
Matt Edwards:なるほど。本当にかっこいいコンボですよね。
Punkはツイッターで「みんなの期待に応えられなくて、自分に失望してる」と言っています。EVOを2位で終えたことのあるプレイヤーとしてPunkにアドバイスするならどんなこと?
ときど:終わった後、Punkはとても悲しそうに見えました。僕もそのような悲しい経験はたくさんしています。でもその後、もっと強くなりたいと思い練習を続け...もしかしたら彼にとってこのような経験は初めてかもしれません、グランドファイナルで負けるような...僕もたくさんそんな経験はしてますし、もちろん、殆どの大会では優勝できません。その後は悲しいものです。でも、負けた後も練習し続けることで、毎回もっと強くなっています。つらい負けからこそ学ぶことができるんです。だからこれはPunkにとって、たくさん考え、より強いプレイヤーになるいい機会で...それにもしかしたらより良い人間になる為のいい機会じゃないかと思います。
Matt Edwards:長い目で見れば、この負けが彼をもっと強くすると考えている?
ときど:そうです。
Matt Edwards:わかりました。
あなたがEVOで優勝したという事は、日本とアメリカのストVのレベルは同じところまで来たという事だと思いますか?
ときど:いい質問ですね。僕としては...トッププレイヤーのレベルは日本の方がちょっと上かなと思います。もちろんPunkはめちゃくちゃ強いですし、とてもいいプレイヤーも何人かいますけど、日本のレベルの方がまだちょっと上かなと。個人的には。希望も含めて。
Matt Edwards:Top 8のうち日本人は5人、アメリカ人は3人だけですし、そうでしょうね。
あなたはマゴがPunk対策を助けてくれたと言いました。日本に帰ったら何かお返しをしますか? ご飯をおごったりとか何か?
ときど:面と向かってありがとうとかは、ちょっと...(笑)、でも彼はかりん対策につきあってくれて、彼自身の攻略もつつみ隠さず教えてくれて、本当に感謝していますから...そう...ご飯ね...何か考えないとね。
Matt Edwards:面と向かってありがとうではなく?
ときど:それはイヤ(笑)。まぁ言わなきゃいけないんでしょうけど...。
Matt Edwards:アビゲイルのトレーラーは見ました?
ときど:見ました!
Matt Edwards:もちろんプレイはまだのはずですが、見てどうでしたか?
ときど:めちゃくちゃ大きいですよね...アビゲイルみたいな特殊なキャラは好きで、ストIVのヒューゴとかすごいデカいじゃないですか。それに、SNKで悪いんですがサムスピのアースクエイクとかも凄いデカいですよね。ああいうのが好きで、遊びではプレイしてみたいですし、対策するのも楽しみですね。
Matt Edwards:アビゲイルの秘密を聞きたいですか?
ときど:秘密?
Matt Edwards:アビゲイルはザンギ以上の体力持っています。
ときど:まじですか! でもめちゃくちゃでかいし当然といえば当然ですよね、もっと...たぶん身長が238cm? ヒューゴと同じくらい...
Matt Edwards:ヒューゴより大きいですよ。たぶん8フィート(訳註:244cmぐらい)? ヒューゴが7フィート10インチ(訳註:239cmぐらい)?だから2インチ(訳註:5cmぐらい)大きいはず。ストリートファイター史上一番大きなキャラです。
ときど:いいですね。
Matt Edwards:ときどの漫画はいつまで待てばいいんでしょうか?
ときど:ウメさんみたいなの? 僕にはわかりませんね...ウメさんは長い経歴がありますけど...僕にはまだありません。
Matt Edwards:すぐに漫画化されますよ! 間違いなく。
じゃあ最後の質問です。これからどうする?
ときど:今はこの結果にものすごく満足してますが、明日になったら満足してはいないことを願ってます。そして練習し続けて、それだけではなくたくさん考え続けていきたいです...最強のプレイヤーになる為に。最強のプレイヤーになりたいんです。
Matt Edwards:Capcom Cupでも優勝するかも?
ときど:そうですね、次の大きい大会といえばCapcom Cupかもしれませんが...
Matt Edwards:EVOとCapcom Cup、2つ同時に優勝した人はいません。
ときど:それは難しいことですね。だって誰もが今回の結果を知って、豪鬼がめちゃくちゃ強い、最強キャラなんじゃ?って思って、皆ものすごく対策してくるかもしれないですしね。でも僕は彼らの対策をさらに上回る対策を用意したいと思います。
Matt Edwards:ありがとうございました。これからのCPTでの健闘を祈っています。
おめでとうございます。
ときど:ありがとうございます。
Matt Edwards:ついにストリートファイターでEVOの優勝を勝ち取ってどんな気持ちですか?
ときど:そうですね...すごく嬉しいです(笑)。
Matt Edwards:家族がここでサポートしてくれて助けになった?
ときど:実は姉夫婦がここに住んでるんです。だから毎年会っていて、時にはたくさんの水とか必要なものを送ってくれて、凄い助けてくれています。応援もしてくれますよ。
Matt Edwards:Punkの家族も来ていて、二人とも家族が助けてくれていたっていうのは素晴らしいことですね。
Punkはあなたをルーザーズに落として、しかも決勝まで1本も落としていない。彼に勝つために何を変えましたか?
ときど:うーん...僕たちは野試合をたくさんやっていたので、お互いの戦い方はすでにわかってました。ウィナーズでの試合では、Punkは早めに終わらせようとどんどん攻めてきてたので、決勝ではラインを下げずPunkをコントロールしようとして、それがとても上手くいきました。
Matt Edwards:グランドファイナルでのあなたの豪鬼は神がかって見えました。ストVで真・豪鬼を使う方法を見つけたんでしょうか? 秘密ですか?
ときど:違います(笑)。豪鬼は最強キャラだから真・豪鬼は必要ありません。豪鬼は難しいけれど...とても強いキャラです。
Matt Edwards:もし真・豪鬼を使っていたらウィナーズのまま優勝してた?
ときど:はい(笑)。
Matt Edwards:決勝でリセットした時、勝ちを確信した?
ときど:リセットした時、Punkは精神的に弱ってて、「どうしたらいいんだ、いつも勝ってただろ」っていう感じだと思いました。ただ、これは僕の悪い癖なのですが、僕は楽観的で、「いける!」って思ってしまうと簡単に負けてしまうんです。だから、ただ良いプレイを続けようとしてます。それが良いメンタルというものです。
Matt Edwards:うまくいったのは間違いないですよね。
途中、挑発コンボでKOしてましたがやった理由は?
ときど:実際僕はいつもアレをやろうとしていますよ。その前にも...板ザンかチャンプ戦かな?やろうとしたんです。ゲージを溜めれて、しかも超かっこいいから。ただ、6つのボタンを同時押しするのは凄い難しくて、Punkの前のTop 8の時には投げに化けちゃいました。Punk戦で2回目のチャンスが来て、成功しました。
Matt Edwards:普通のコンボで倒すこともできたと思うんですが、挑発で心を折ろうとした?
ときど:いや...結果的にはそうなったかもしれませんし、違うかもしれませんが...どうでしょうね。
Matt Edwards:Punk自身相手を煽ることでも知られてますよね。Punkに煽られたことのある日本人プレイヤーの代わりにやり返してスカッとした?
ときど:実際、んー...ただ観客に見せたかっただけでPunkに対してやったという訳じゃないです。
Matt Edwards:なるほど。本当にかっこいいコンボですよね。
Punkはツイッターで「みんなの期待に応えられなくて、自分に失望してる」と言っています。EVOを2位で終えたことのあるプレイヤーとしてPunkにアドバイスするならどんなこと?
ときど:終わった後、Punkはとても悲しそうに見えました。僕もそのような悲しい経験はたくさんしています。でもその後、もっと強くなりたいと思い練習を続け...もしかしたら彼にとってこのような経験は初めてかもしれません、グランドファイナルで負けるような...僕もたくさんそんな経験はしてますし、もちろん、殆どの大会では優勝できません。その後は悲しいものです。でも、負けた後も練習し続けることで、毎回もっと強くなっています。つらい負けからこそ学ぶことができるんです。だからこれはPunkにとって、たくさん考え、より強いプレイヤーになるいい機会で...それにもしかしたらより良い人間になる為のいい機会じゃないかと思います。
Matt Edwards:長い目で見れば、この負けが彼をもっと強くすると考えている?
ときど:そうです。
Matt Edwards:わかりました。
あなたがEVOで優勝したという事は、日本とアメリカのストVのレベルは同じところまで来たという事だと思いますか?
ときど:いい質問ですね。僕としては...トッププレイヤーのレベルは日本の方がちょっと上かなと思います。もちろんPunkはめちゃくちゃ強いですし、とてもいいプレイヤーも何人かいますけど、日本のレベルの方がまだちょっと上かなと。個人的には。希望も含めて。
Matt Edwards:Top 8のうち日本人は5人、アメリカ人は3人だけですし、そうでしょうね。
あなたはマゴがPunk対策を助けてくれたと言いました。日本に帰ったら何かお返しをしますか? ご飯をおごったりとか何か?
ときど:面と向かってありがとうとかは、ちょっと...(笑)、でも彼はかりん対策につきあってくれて、彼自身の攻略もつつみ隠さず教えてくれて、本当に感謝していますから...そう...ご飯ね...何か考えないとね。
Matt Edwards:面と向かってありがとうではなく?
ときど:それはイヤ(笑)。まぁ言わなきゃいけないんでしょうけど...。
Matt Edwards:アビゲイルのトレーラーは見ました?
ときど:見ました!
Matt Edwards:もちろんプレイはまだのはずですが、見てどうでしたか?
ときど:めちゃくちゃ大きいですよね...アビゲイルみたいな特殊なキャラは好きで、ストIVのヒューゴとかすごいデカいじゃないですか。それに、SNKで悪いんですがサムスピのアースクエイクとかも凄いデカいですよね。ああいうのが好きで、遊びではプレイしてみたいですし、対策するのも楽しみですね。
Matt Edwards:アビゲイルの秘密を聞きたいですか?
ときど:秘密?
Matt Edwards:アビゲイルはザンギ以上の体力持っています。
ときど:まじですか! でもめちゃくちゃでかいし当然といえば当然ですよね、もっと...たぶん身長が238cm? ヒューゴと同じくらい...
Matt Edwards:ヒューゴより大きいですよ。たぶん8フィート(訳註:244cmぐらい)? ヒューゴが7フィート10インチ(訳註:239cmぐらい)?だから2インチ(訳註:5cmぐらい)大きいはず。ストリートファイター史上一番大きなキャラです。
ときど:いいですね。
Matt Edwards:ときどの漫画はいつまで待てばいいんでしょうか?
ときど:ウメさんみたいなの? 僕にはわかりませんね...ウメさんは長い経歴がありますけど...僕にはまだありません。
Matt Edwards:すぐに漫画化されますよ! 間違いなく。
じゃあ最後の質問です。これからどうする?
ときど:今はこの結果にものすごく満足してますが、明日になったら満足してはいないことを願ってます。そして練習し続けて、それだけではなくたくさん考え続けていきたいです...最強のプレイヤーになる為に。最強のプレイヤーになりたいんです。
Matt Edwards:Capcom Cupでも優勝するかも?
ときど:そうですね、次の大きい大会といえばCapcom Cupかもしれませんが...
Matt Edwards:EVOとCapcom Cup、2つ同時に優勝した人はいません。
ときど:それは難しいことですね。だって誰もが今回の結果を知って、豪鬼がめちゃくちゃ強い、最強キャラなんじゃ?って思って、皆ものすごく対策してくるかもしれないですしね。でも僕は彼らの対策をさらに上回る対策を用意したいと思います。
Matt Edwards:ありがとうございました。これからのCPTでの健闘を祈っています。
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