ストリートファイターVというゲーム
ゲーム性
ストVは、前作ストIVシリーズに比べ要求される技術レベルがかなり下がり、システムもシンプルになっています。その代わりにとても重要になったのが読み合い(心理戦)です。また、全体的に攻撃側が有利、逆転性も高めになっている為、最後までどちらが勝つかわからない、逆転の多いゲームになっています。
この点についてはじめてでも分かりやすいポイントを中心に押さえていこうと思います。
基本的な駆け引き
まず基本的な読み合いとして、以下の三すくみの関係があります。
打撃はガードすればダメージほぼ無し
ガードしていても投げは喰らう
投げにこようとする相手には打撃を当てる
ざっくりと言えばじゃんけんです。ただし、
1. 格ゲーはリアルタイムじゃんけん(相手がグーを出すとわかっていてもパーをすぐに出せなければダメ)
2. 状況によってグーチョキパーのバランスが大きく崩れる
1.については特に説明することもないでしょう。
2.ですが、例えば、技によって「ガード(ないしヒット)させた後どちらがどれだけ早く動ける」というのが決まっており、そのような場合当然早く動ける方に有利なじゃんけんが行われるのです。
そして世界のトップ達がトップ足り得るのは、素早い判断・決断力、日々の攻略や膨大な経験に基づいた地道な行動の最適化、相手の行動を即座に分析し自分の行動を修正する対応能力、そして精神力、こういった研ぎ澄まされた能力ゆえなのです。
グラップ狩り
投げしけ狩りなどとも呼ばれるこの重要なテクニック、若干わかりにくくはあるのですが、これがわかるようになると試合をグンと楽しめると思いますので、思い切って解説しようと思います。
三すくみの説明のところで「ガードしてれば投げればいい」と言いましたが、実は投げは「投げ抜け」でき、投げ抜けに成功すればダメージは0、その後の状況も五分になるのです。しかし、投げ抜けの操作は投げコマンドと同じで、しかも投げに失敗した時には投げすかりモーションが出てしまうのです。
これを応用して
投げると見せかけて相手の投げ抜けを誘い、投げすかりモーションに打撃(からの連続技)を叩き込む
ことをグラップ狩りと言います。連続技(コンボといいます)は投げに比べてダメージが大きいので、とてもリターンの高い行動です。
冒頭、ジャスティン操るかりん(女)の「前に歩く>下がる>裏拳」という動作がグラップ狩り。
しかしここではナックルの使うガイルは我慢してガードしている。
そして14:32〜、今度は小パンチから投げにいくと見せかけ後退し、
投げ抜けを誘い成功、裏拳からのコンボを叩き込む。
ガイルが一瞬腕を前に出す動作をしているが、これが「投げすかり」のモーション。
起き攻め
注目ポイントの1つが「起き攻め」と呼ばれる攻防で、相手をダウンさせ、相手が起き上がる際のことを指します。
先ほど「自分の方が先に動ける状況なら、自分に有利なじゃんけんができる」と述べましたが、起き攻めでは相手がダウンしているので行動不能、攻撃側が大幅に有利なのです。この為、防御側(起き上がる側)は「打撃がくるのか?投げか?いやグラップ狩り狙われたらヤバい・・・」ともの凄いストレスにさらされます。
攻撃側が見事読み勝って攻撃を当てるのか?防御側が読み勝って切り抜けるのか?注目してみて下さい。
Vトリガー
試合の流れを一瞬にしてひっくり返し得るリーサル・ウェポン、それがVトリガーです。
画面の下、左右隅に赤いゲージがありますが、これが全てたまると使える能力で、キャラによって違うのですが、大別すれば「特殊な技が使える(1〜数回)」「一定時間攻撃力アップ」という2種類です(ただしネカリのVトリガー、通称「変身」だけは「そのラウンドずっと変身したまま」)。
キャラにもよるのですが、基本的にはVトリガーを発動したら「や、やべぇぞコイツ、ヤる気だッ!」と思ってもらえばいいと思います。
女キャラはルフィ操るミカ、男キャラがフェノム操るネカリ。
冒頭、まずミカがVトリガーを発動する。
「バシィーン!」というエフェクトがその合図。
その後ミカが黄色く光っているが、これは投げ技の強化版(EX技)を出した為。
しかしフェノムはジャンプして投げを避けており、
その隙に反撃、そのままVトリガー(変身)を発動している。
ミカのVトリガーは画面外から飛んでくる女キャラの攻撃。
キャラ
それでは最後にCCで使われるであろうキャラの(勝手な)カテゴリー分けを紹介したいと思います。
Vトリガーヤバいよヤバいよ系
(Vトリガーさえ当てれば何とかなる)
:
いぶき、豪鬼(一定時間強化)、ベガ(一定時間強化)、バイソン、ユリアン
投げと打撃のじゃんけんヤバいよヤバいよ系
(じゃんけんループで圧殺すれば何とかなる)
:
ザンギ、ララ、レインボー・ミカ
打撃特化型:
かりん
スピードタイプ:
キャミィ、春麗
パワータイプ:
バーディー
守備型:
ガイル、メナト、ダルシム
万能タイプ:
ネカリ、ケン、ラシード
関連リンク:
ファミ通によるストVの画面の見方とVシステムについての解説
ストリートファイターV公式ウェブサイト
STREET FIGHTER V Wiki
Evo 2017 ストV Top 8〜決勝動画(Twitch)
配信日程等
CC 2017の配信ですが、途中で何回も触れてきたとおり、まずは出場32名最後の一枠を決める「最終予選」が開催されます。そして、翌日にTop 8まで、さらにその翌日の最終日にTop 8〜決勝が行われます。
ただし、開催がアメリカの為、日本時間でいうと12/9(土)から11(月)にかけての早朝〜昼過ぎという時間帯の配信になります。
「月曜の朝とかさすがに観れない」という方も、Youtubeには全動画がアップロードされるはずですのでご安心下さい。
あとは、日本が誇る格ゲーポータルサイト「格ゲーチェッカー」さんの以下のページで情報を確認して下さい。配信ページへのリンクなどおよそ必要と思われる情報はほぼ全てここで手に入れられます。
格ゲーチェッカーさんによるCapcom Cup 2017情報ページ
もし何か質問などがあればお気軽に!どうぞお気軽に!当ブログのコメントなり、Twitterなりで連絡下さい。できる限りの対応をさせて頂きたいと思います。
それでは、Capcom Cup 2017・・・
いってみましょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!
ストVは、前作ストIVシリーズに比べ要求される技術レベルがかなり下がり、システムもシンプルになっています。その代わりにとても重要になったのが読み合い(心理戦)です。また、全体的に攻撃側が有利、逆転性も高めになっている為、最後までどちらが勝つかわからない、逆転の多いゲームになっています。
この点についてはじめてでも分かりやすいポイントを中心に押さえていこうと思います。
基本的な駆け引き
まず基本的な読み合いとして、以下の三すくみの関係があります。
打撃はガードすればダメージほぼ無し
ガードしていても投げは喰らう
投げにこようとする相手には打撃を当てる
ガードしていても投げは喰らう
投げにこようとする相手には打撃を当てる
ざっくりと言えばじゃんけんです。ただし、
1. 格ゲーはリアルタイムじゃんけん(相手がグーを出すとわかっていてもパーをすぐに出せなければダメ)
2. 状況によってグーチョキパーのバランスが大きく崩れる
2. 状況によってグーチョキパーのバランスが大きく崩れる
1.については特に説明することもないでしょう。
2.ですが、例えば、技によって「ガード(ないしヒット)させた後どちらがどれだけ早く動ける」というのが決まっており、そのような場合当然早く動ける方に有利なじゃんけんが行われるのです。
そして世界のトップ達がトップ足り得るのは、素早い判断・決断力、日々の攻略や膨大な経験に基づいた地道な行動の最適化、相手の行動を即座に分析し自分の行動を修正する対応能力、そして精神力、こういった研ぎ澄まされた能力ゆえなのです。
グラップ狩り
投げしけ狩りなどとも呼ばれるこの重要なテクニック、若干わかりにくくはあるのですが、これがわかるようになると試合をグンと楽しめると思いますので、思い切って解説しようと思います。
三すくみの説明のところで「ガードしてれば投げればいい」と言いましたが、実は投げは「投げ抜け」でき、投げ抜けに成功すればダメージは0、その後の状況も五分になるのです。しかし、投げ抜けの操作は投げコマンドと同じで、しかも投げに失敗した時には投げすかりモーションが出てしまうのです。
これを応用して
投げると見せかけて相手の投げ抜けを誘い、投げすかりモーションに打撃(からの連続技)を叩き込む
ことをグラップ狩りと言います。連続技(コンボといいます)は投げに比べてダメージが大きいので、とてもリターンの高い行動です。
冒頭、ジャスティン操るかりん(女)の「前に歩く>下がる>裏拳」という動作がグラップ狩り。
しかしここではナックルの使うガイルは我慢してガードしている。
そして14:32〜、今度は小パンチから投げにいくと見せかけ後退し、
投げ抜けを誘い成功、裏拳からのコンボを叩き込む。
ガイルが一瞬腕を前に出す動作をしているが、これが「投げすかり」のモーション。
起き攻め
注目ポイントの1つが「起き攻め」と呼ばれる攻防で、相手をダウンさせ、相手が起き上がる際のことを指します。
先ほど「自分の方が先に動ける状況なら、自分に有利なじゃんけんができる」と述べましたが、起き攻めでは相手がダウンしているので行動不能、攻撃側が大幅に有利なのです。この為、防御側(起き上がる側)は「打撃がくるのか?投げか?いやグラップ狩り狙われたらヤバい・・・」ともの凄いストレスにさらされます。
攻撃側が見事読み勝って攻撃を当てるのか?防御側が読み勝って切り抜けるのか?注目してみて下さい。
Vトリガー
試合の流れを一瞬にしてひっくり返し得るリーサル・ウェポン、それがVトリガーです。
画面の下、左右隅に赤いゲージがありますが、これが全てたまると使える能力で、キャラによって違うのですが、大別すれば「特殊な技が使える(1〜数回)」「一定時間攻撃力アップ」という2種類です(ただしネカリのVトリガー、通称「変身」だけは「そのラウンドずっと変身したまま」)。
キャラにもよるのですが、基本的にはVトリガーを発動したら「や、やべぇぞコイツ、ヤる気だッ!」と思ってもらえばいいと思います。
女キャラはルフィ操るミカ、男キャラがフェノム操るネカリ。
冒頭、まずミカがVトリガーを発動する。
「バシィーン!」というエフェクトがその合図。
その後ミカが黄色く光っているが、これは投げ技の強化版(EX技)を出した為。
しかしフェノムはジャンプして投げを避けており、
その隙に反撃、そのままVトリガー(変身)を発動している。
ミカのVトリガーは画面外から飛んでくる女キャラの攻撃。
キャラ
それでは最後にCCで使われるであろうキャラの(勝手な)カテゴリー分けを紹介したいと思います。
Vトリガーヤバいよヤバいよ系
(Vトリガーさえ当てれば何とかなる) :
いぶき、豪鬼(一定時間強化)、ベガ(一定時間強化)、バイソン、ユリアン
投げと打撃のじゃんけんヤバいよヤバいよ系
(じゃんけんループで圧殺すれば何とかなる) :
ザンギ、ララ、レインボー・ミカ
打撃特化型:
かりん
スピードタイプ:
キャミィ、春麗
パワータイプ:
バーディー
守備型:
ガイル、メナト、ダルシム
万能タイプ:
ネカリ、ケン、ラシード
関連リンク:
ファミ通によるストVの画面の見方とVシステムについての解説
ストリートファイターV公式ウェブサイト
STREET FIGHTER V Wiki
Evo 2017 ストV Top 8〜決勝動画(Twitch)
ファミ通によるストVの画面の見方とVシステムについての解説
ストリートファイターV公式ウェブサイト
STREET FIGHTER V Wiki
Evo 2017 ストV Top 8〜決勝動画(Twitch)
配信日程等
CC 2017の配信ですが、途中で何回も触れてきたとおり、まずは出場32名最後の一枠を決める「最終予選」が開催されます。そして、翌日にTop 8まで、さらにその翌日の最終日にTop 8〜決勝が行われます。
ただし、開催がアメリカの為、日本時間でいうと12/9(土)から11(月)にかけての早朝〜昼過ぎという時間帯の配信になります。
「月曜の朝とかさすがに観れない」という方も、Youtubeには全動画がアップロードされるはずですのでご安心下さい。
あとは、日本が誇る格ゲーポータルサイト「格ゲーチェッカー」さんの以下のページで情報を確認して下さい。配信ページへのリンクなどおよそ必要と思われる情報はほぼ全てここで手に入れられます。
格ゲーチェッカーさんによるCapcom Cup 2017情報ページ
もし何か質問などがあればお気軽に!どうぞお気軽に!当ブログのコメントなり、Twitterなりで連絡下さい。できる限りの対応をさせて頂きたいと思います。
それでは、Capcom Cup 2017・・・
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